
2010年09月06日
介護保険制度
介護保険制度がスタートしてから有る程の年月が経過しました。介護サービスを使う人も増えてきましたし、サービスを提供する介護事業者も増加してきました。利用する人、提供する人が増加してくるとなんでも財源が問題になるのではないかと思われますよね。財源が無いとサービスの質が弱くなってきたり、不正業者がでてきたりする等、今迄に無かった問題が勃発してくるようになります。介護保険制度のトラブルはこれから増えてくると予想されますが、ここで挙げてみたいのは介護従事者達の質について挙げてみたいことでしょう。
介護をする人はそれなりの資格を持っている事が義務付けられてます。現在介護を行っている人が持っている資格は「介護福祉士」「介護職員基礎研修」「ホームヘルパー1、2級」の4つになってます。しかしながら、これからの展望としてホームヘルパー1級は介護職員基礎研修への吸収とともに廃止される見通しとなっており、これから介護従事者の体制が変わる事が予想されてます。また2009年の4月よりホームヘルパー3級の介護報酬そのものも廃止となる事を受け、この資格そのものも無くなってしまいました。当たり前ですが直ぐにと言う訳では有りませんでした。2000年の介護保険制度のスタートから廃止までに9年と言う長い年月がかかっていますので、少しずつ検討されてきたと言う事が伺えます。しかしながら、このバックボーンには介護業界の人手不足が挙げられているのです。このホームヘルパー3級の廃止に伴って介護職員基礎研修と言う資格が新しく導入されたのです。
こうをして、介護従事者の質を高めていこうと努力する一方で人材足らなくよるサービス提供不足が懸念されている様な問題が有ります。
Posted by ムエタイ at 22:32│Comments(0)